ど~なっつは、ユーザとの対話をどう記述するかの解決策として生み出されたプログラミング言語で、処理系の状態を任意の時点に戻す事が可能です。また、処理系の外部についても「副作用」に対応した「反副作用」を記述することで、任意の時刻に戻すことができます。

このど~なっつを使うことで、同じように「任意の時点に戻すことができ、さらに実行状態をファイルに保存できる」GUIツールキット、「ちさ」を並行して開発中です。

ちさは…

  • スマートフォンをターゲットにしたGUIツールキットです。
  • C++で記述され、描画にはOpenGLを直接使い、60FPSで高速に描画できます。
  • GUIの状態をファイルにセーブして、元に戻すことができます。
  • 「ど~なっつ」を用いる事で、GUIを任意の時点まで戻すことができます。

既存のGUIへのバインドすることを検討したのですが、未踏に採択されたプロジェクト「CPUの理解を容易にするシステムと解説サイトの構築」での使用に耐えうるGUIツールキットが存在しませんでした。